キッチンを軸とした回遊動線
2021/04/27建築現場日記

理想の住まい造りを考える時、生活動線を意識しながら、間取りを作っていく
ことが、重要な要素の1つとして挙げられます!
生活動線とは、ダイニング、お風呂、和室、子供部屋などを行き来する線のことです。
この動線は、シンプルな方が、より快適な住まいを実現できます。
例えば、ランドリーのお部屋とベランダに出られる動線を一直線に確保すると
洗濯を終えて、すぐに干しに行くことができますね!
このように、生活動線を考えることは、住まい造りに直結します!
生活動線には、いくつか種類があり、今回は、回遊動線をご紹介しますね。
回遊動線とは、円を描き、クルクルとお部屋を行き来できる動線のことです。
上の写真は、弊社で施工を行った、K邸のダイニングです。
こちらのK様は、キッチンを軸とした回遊動線を取り入れています!
ダイニングに和室を併設しているので、来客を迎えた際は、お茶出しもスムーズですね。
そして、カウンターキッチンの後ろ茶色の扉2つは、子供部屋になっていて、
お母さんが料理をしながら、子供達がお部屋に移動する様子も見守ることができ、
かつ、お昼ごはんや夜ごはんができた時に、お子さんを呼ぶことも、
キッチンにいながら難なくできます!
小さなお子さんのいらっしゃるご家族の方にとっては、
このように家事を考慮に入れて、回遊動線を作ると暮らしがより快適になるかもしれません!