「板倉造り」の家ができるまで⑥ 外壁・内装など
2017/11/14村木建築工房の家づくり
上棟~屋根工事まで進んだ「板倉造り」の家。
屋根工事の後は、サッシ・建具の取付工事、外壁・内装・土間工事、配管・配線や各種器具取付の設備工事などが行われます。
■さらに断熱性アップ
熱伝導率が低い木ですっぽりと覆われた「板倉造り」の家。
外気の影響を室内に伝えにくい「断熱性」の高さを備えていますが、やはりスギ板だけでは十分ではありません。
そのため、板壁の室内側に断熱材を張り、左官の下地になる石膏ボードを取り付け、珪藻土を塗るなどして内装を仕上げていきます。
■「板倉造り」にオススメなのは珪藻土
「板倉造り」の家の塗り壁材として、最もオススメなのは、珪藻土です。
豊富な種類がある塗り壁材ですが、珪藻土のように機能的で、木の家の雰囲気になじむものは、なかなかありません。
自然素材の珪藻土は、ニオイを吸収する消臭効果、部屋のジメジメを防ぐ吸湿性が優れています。白っぽい色合いは、木の内装材との相性がぴったりです。
色を細やかに調整できるため、例えば和室用にクリーム系の色の珪藻土を使い、落ち着いた雰囲気を演出することもできます。
■メンテナンスも難しくありません
珪藻土は、メンテナンスも難しくありません。
よく触れる部分に手あかが付いてしまったり、お子様が鉛筆でちょっとした線を書いてしまったりしても、消しゴムで消せます。その他、よほどしつこい汚れでなければ、水拭きや漂白剤などで落とせます。
小さな傷が付いてしまったときには、水分を加えてからヘラなどでならせば、目立たなくなります。
それでも汚れや傷が目立ってきた場合には、珪藻土を重ねて塗ることも可能です。
■ショールーム「ギャラリエ」でお確かめください
村木建築工房の大型ショールーム「ギャラリエ」では、珪藻土の塗り壁、スギ板、クロス(壁紙)など様々なタイプの壁をご自分の目で見比べられます。
★村木建築工房「板倉造り」の家