木材の種類 その2
2022/03/23建築現場日記

木材の基礎知識 その2
先週に引き続き、今回は写真の右半分をご紹介させて頂きます。
○クルミ
少しくすんだ若干赤っぽい茶褐色をしています。
穏やかな木目で全体としてあたたかみのある印象です。
○ホワイトオーク
色が白くずっしりと重くて硬いのが特徴です。
木目もはっきりとしていて色合わせもしやすいので海外では高級家具材として取引されています。
○ウォルナット
耐久性に優れており、衝撃にも強いとされております。
適度な油分を含んでいるので光沢があり、ツルツルした触り心地です。
○メープル…大きく、ハードメープルとソフトメープルに分けられます。
衝撃に強く、建築材だけでなく、家具に利用されることも多いです。
淡い乳白色が特徴で明るく優しい印象を与えます。
○チェリー
正式名称はアメリカンブラックチェリー。
始めは淡い桃色ですが月日を経て赤褐色に変化していき、経年変化を楽しむことができます。
○カバ
色味が木の中心と外側で色味が違い、色味が単調にならず、着色塗装では表現しにくい自然な色調が特徴です。肌目がきめ細やかで優しい上品な風合いが人気です。
比べると違いがわかります。
お好みと合わせて、それぞれの木の特性、特徴を理解しながら、適材適所に使用する木材を選ぶことができると良いですね。