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年中ずっと快適な室温で家族が健康に
村木建築工房のモデルハウスは、高気密・高断熱を実現するための最新設備に「木の特性」を加えた、環境にも健康にもお財布にも優しい住まい。これからは地球環境の変化で、気候はより過酷になる可能性があります。そんな中で、よりよい性能を持つ家を建てる必然性は高まっています。
人間は寒さに弱い生き物です。図のように少しの室温の変化で健康を害するリスクを抱えてしまいます。従来の気密・断熱の考え方は、まさに寒さを意識したものでした。しかし最近はどうでしょうか?温暖化に加え、温暖湿潤な日本の気候で、夏のオーバーヒートが話題になることが多くなりました。
私たちがモデルハウスをリニューアルしたのは、冬場だけでなく夏場に室温を快適に保つ新素材を体験して欲しいという思いからでした。
出典:英国保健省2009年年次報告書より
「HEAT20 G3」水準の快適さを体感
HEAT20は住宅のさらなる省エネルギー化のため、居住者の健康維持と快適性向上のための技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体。メンバーは研究者、住宅・建材生産者団体の有志によって構成されています。
そのグループの中で日本の各地域における代表的な暖房方式の調査検討・設定の上、ノンエナジーベネフィット(冬期間の室内温度環境)およびエナジーベネフィット(省エネルギー性能)に関しての問題を検討しています。戸建住宅の目指すべき住宅像と推奨する断熱性能水準が提案されています。
※(一社) 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会のHPより内容抜粋・加工
※表中の「地域区分」は気温による区分。
木繊維断熱材シュタイコは、冬の寒い時期に家の中を暖かく保つだけでなく、 真夏の暑い時期にも過熱することなく涼しい室内を保ってくれます。 健康や環境に配慮された家づくりでは、断熱材の性能を比較するには熱伝導率だけではなく、「熱容量」や「熱拡散性」などの数値も押さえるのがポイントです。
シュタイコを使えば、冷暖房コストなどを抑えることができます。光熱費は年々値上がり傾向ですので、必然的に省エネ住宅の価値は高くなります。
シュタイコは天然素材を使用した安全性のみならず、夏は涼しく冬はあたたかい家を造ります。毎日を暮らすマイホームから健康を脅かす要素を排除します。
熱容量とは断熱材が熱をため込むキャパシティのこと。シュタイコのように数値が大きいと断熱材が熱をためこむことができ断熱効果が高いです。
透湿性が高く結露しないので、梅雨や真夏の蒸し暑さを感じにくく、カビ・アレルギーの原因物質が発生しないので、年中快適に暮らすことができます。
シュタイコは、80〜100年の耐用年数を想定してつくられた断熱材。地球温暖化対策で長寿命化が求められる戸建て住宅に必要な耐久性です。
大通りに面した室内でも、図書館のような静けさ。シュタイコは高密度な木の繊維の塊なので質量が重く、遮音をするだけでなく吸音効果があります。
シュタイコは有害な化学物質を含んだ成分は一切使用していません。断熱材の役割を終えたら「土に還る」成分のみでつくられています。
シュタイコは高密度な木繊維で構成されているため、表面が焼けて炭化。炭化した層は熱と酸素の侵入を防いで延焼を抑え、天然素材なので有毒ガスを発生しません。
外気温が35℃の時、屋根瓦の温度は80℃にも達します。一般的なグラスウール断熱材の場合、真夏に11時間以上高温にさらされた屋根から断熱材を通過し、室内は30℃以上の耐えられない暑さに達します。しかし木質断熱材なら約20℃の過ごしやすい室温に抑えることが可能です。これは「熱容量」の違い。熱容量とは、外気と陽光の熱をどのくらい断熱材の層で止めおけるかという性能値。日本の蒸し暑い夏を快適にする重要なカギなのです。
気密・断熱性能どちらが欠けてもNG
快適な住宅をつくるためには、断熱性能と共に欠かせない「気密性」。想像してみてください、エアコンで室温を快適にしても、隙間が多ければそこから外気が流れ込んできますよね。花粉や黄砂、PM2.5など有害な科学物質が入り込んでくる可能性もあり得ます。 室内の空気が漏れなければ省エネにも貢献し、室内温度環境が快適になります。また、壁体内の結露を防止する役割も果たしますので建物の耐久性にも関わってきます。村木建築工房は、全棟気密測定を行っています。
全熱交換型換気システムの採用
これからの住宅に必須な基本性能”高気密・高断熱”。隙間の少ない住宅(高気密)が良いとはいえ、人も家も呼吸しているので、健康的な暮らしには換気が必要不可欠です。 ただ、単純な換気ではせっかく温まった空気が逃げてしまいますよね。弊社の採用する「澄家Eco」などの全熱交換型換気システムは、給気と排気を機械で制御し、計画的な自動換気が可能です。暖まった空気を排気する時に、熱と水分(湿気)だけを取り出し、それを外から取り入れた新鮮な空気に移します。
豊西ショールーム
浜松市東区豊西町444
見学随時/要予約/水曜定休