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2017.05.11 ブログ

紫外線は5月が最も多い? ~浜松の注文住宅 村木建築工房〜

紫外線は5月が最も多い?

そんな話をよく耳にしますが、どうなのでしょう?

 

実は、紫外線量が1年で最も多いのは5月ではなく、7~8月です。

☆気象庁・紫外線に関する質問「紫外線量が1年で最も多いのは何月ですか?」

https://goo.gl/STGO51

 

では、「5月に最も多い」という話が聞かれるのは、なぜでしょうか?

☆気象庁・紫外線に関する質問「紫外線は5月が最も多いと聞いたのですが?」

https://goo.gl/Ag0UDb

 

 

■紫外線は3つに分けられます

紫外線(UV)は波長によってA、B、Cの3つに分けられます。

●UV-Aはほぼ100%が地表に届きます。UV-Bほど有害ではありませんが、長時間浴びた場合の健康への影響が懸念されています。

●UV-Bはほとんどが大気層で吸収されますが、一部が地表に到達し、日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因となったりします。私たちが最も注意すべきなのは、この紫外線です。

●UV-Cは大気層(オゾンなど)で吸収され、地表に届きません。

☆環境省・紫外線とは

https://goo.gl/p2ZfVI

 

■5月に最も多くなるのはUV-A

A、B、Cの紫外線のうち、UV-Aは5月に最も多くなります。それはなぜでしょう?

日射量は6月の夏至に最高になります。ということは、日射に含まれるUV-Aが最も多くなるのは、6月です。ところが、日本では多くの地域で梅雨があり、6月の日射量は多くないため、地表に届くUV-Aが最も強くなるのは5月というわけです。

☆国立環境研究所 地球環境研究センター・絵とデータで読む太陽紫外線

https://goo.gl/GjS3xZ

 

■UV-Bも5月が最大になるのでは?

UV-Aが最大になるのが5月なら、UV-Bも同様に5月に最も多くなるのでは?

と思いますが、実際には違います。これは、大気層のオゾン量の変化によるものです。

UV-Bはほとんどが大気層(オゾン等)に吸収され、地表に届くのは一部です。大気層のオゾンは、日本付近では、春に多く、夏から秋にかけて少なくなります。

そのため、UV-Bが最も強くなるのは、大気層のオゾンが多い5月ではなく、7~8月というわけです。

 

■次回、紫外線からお肌を守る知恵を紹介

次回は、紫外線から肌や目を守るための工夫についてお伝えします。

 

◆村木建築工房「ゼロエネルギーハウス」

http://www.muraki-k.jp/index/lineup/zero.html

 

◆村木建築工房ショールーム兼事務所「ギャラリエ」

《住所》浜松市東区豊西町444

《電話番号》053-431-3480

《営業時間》9:00-18:00

 

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