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2021.10.18 建築現場日記

小屋梁(こやばり)

パソコンやスマホなどで、文字を ”タイプ” することが多くなった現代では、

平仮名から漢字の変換も正確にスピーディーになりました。

実際に自分の手を使い、鉛筆やペンで文字を ”書く” 機会を、

みなさん、どれだけ持てているでしょうか?

書こうとすると、意外と、あれ?どうやって、この文字、漢字で書くっけ?と

いう瞬間があるのでは、ないでしょうか?

さて、今回は漢字にまつわるテーマです。

建築業界での専門用語では、難しい読み書きの漢字がたくさんでてきます。

棟木(むなぎ)・小屋梁(こやばり)・軒天(のきてん)・方杖(ほうづえ)などなど、

漢字だけみると、何て読むのか、そして、家のどこをさすのか、わからないモノばかりです。

この回では、小屋梁(こやばり)に関して特集しますね!

上の写真は、先日行われたH邸の前上棟の様子です。

こちらの家の小屋梁は、ちょうど大工さん二人が支えている斜めの木をさします。

小屋梁は、屋根を構成する骨組みを支える役割があります。

ちなみにこちらのH邸の小屋梁は、”化粧登り梁”というそうで、

隠すのではなくデザインや個性として、あえて施工後も見せる梁のことです。

そのため、とても状態が良く、キレイな木を使用します!

家の骨組みの中の同じ木でも、各部材には、名前があり、役割があります。

それを実際に見て、知ることができるのも、上棟式の楽しみかもしれません!

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