京間・中京間・江戸間
日本は、小さな島国ですが、西と東でずいぶんと文化が違います。
食べ物、言葉、生活様式、などなど、
その地域の人々に根付いた文化が、同じ日本でも違いを作って
いるんだろうな、と感じます。
さて、今回は、その地域の違いに関するテーマです。
みなさん、日本の地方によって、畳の一畳の大きさが異なることをご存知ですか?
ついこの間、木造建築で使われる単位をブログで特集する際に、
CADさんにその知識を教えてもらったのですが、
その時に、地域による畳の大きさの違いも教えてもらいました。
★京間
西日本を中心に使われています。
1畳の大きさは、約0.95m×1.91m
★中京間
三重県、愛知県、岐阜県で多く用いられています。
1畳の大きさは、約0.91m×1.82m
静岡県も中京間ですね!
★江戸間
関東地方で多く使われています。
1畳の大きさは、約0.85m×1.7mです。
このように地域によって、畳1畳の大きさは大きく異なり、
大きさが異なるということは、
建築の基準となる寸法も変わってきます。
地方の違いの観点から、建築の世界を見ていくと、
昔の人々が作ったモノがしっかりと受け継がれているんだな。と感じます。
”つながり”は、とても大切ですね。
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