無垢材と珪藻土をふんだんに使った「板倉造り」の家。

村木建築工房の施工事例をご紹介するシリーズ。今回は、昔ながらの「本物の木の家」を理想とし、村木建築工房の「板倉造り」の家を選んでくださったご夫妻のお家をご紹介します。

「板倉造り」は、正倉院や伊勢神宮にも採用されている伝統工法です。ヒノキの柱に溝を掘り、柱と柱の間に厚さ３cmのスギ板を落としこんで壁を構築します。

「板倉造り」で使う木材は、一般の木造住宅の約3倍にも上ります。村木建築工房では、そのすべてに天竜材を使用しています。

ご紹介するお家は、深い軒で太陽の光をコントロールし、さわやかな風が通り抜けるように考えぬかれた設計。広い玄関と、「和」の伝統を大切にした客間を備えています。

内装には無節の上質な無垢材が用いられています。無垢ならではの味わいが時とともに増し、末永く受け継がれる価値ある空間です。

LDKは、「板倉造り」を象徴するスギ板張りの壁が印象的。

造作の飾り棚を壁面に配したリビングは、床・腰壁・天井に無節の天竜杉、壁には珪藻土を使用。藍染めのタペストリーが白壁に映えます。

ダイニングの壁には、カウンターを設置しました。スタディコーナーや、お気に入りの小物を飾るギャラリーコーナーなど、さまざまな使い方を楽しめます。

◆村木建築工房ショールーム兼事務所「ギャラリエ」

《住所》浜松市東区豊西町444

《電話番号》053-431-3480

《営業時間》9:00-18:00