「ペレットストーブ」と「薪ストーブ」は、どう違う？

村木建築工房は、大型ショールーム「ギャラリエ」にペレットストーブを導入しました。断熱・気密性能が高いギャラリエでは、ペレットストーブを少し使うだけで、室内がぽっかぽかです。

ペレットストーブは、木を原料とする木質ペレットを燃やす暖房器具。木質バイオマス（再生可能な、生物由来の有機性資源で、木材からなるもの）を燃やす点では、薪ストーブと同じです。

ただ、燃やすために手間がかかる薪に対し、木を細かく砕いて小さな粒にしたペレットは、使い勝手がよくなっています。

具体的には、薪ストーブは手作業で薪を補給しなければなりませんが、ペレットストーブはペレットの自動補給によって連続運転が可能です。

また、部屋の暖め方も違います。

薪ストーブは、主にストーブ表面からの放射によって部屋を暖めます。そのため、放射が人に十分に届くように、ストーブの設置位置を考えなければなりません。

一方、ペレットストーブは電動ファンで温風を起こし、部屋の空気を対流させて暖めます。

最も大きな違いは、電気を使うかどうかです。

薪ストーブは電気を使いませんが、ペレットストーブは着火や温風、排煙のために電源が必要です。電気に頼らない薪ストーブは魅力的ですが、ペレットストーブは電動化のおかげで着火やペレット補給を自動的に行うことができ、日常生活の暖房として使いやすくなっています。

◆村木建築工房「ゼロエネルギーハウス」

http://www.muraki-k.jp/index/lineup/zero.html

◆村木建築工房ショールーム兼事務所「ギャラリエ」

《住所》浜松市東区豊西町444

《電話番号》053-431-3480

《営業時間》9:00-18:00