天竜材の活用は、天竜の山林保全につながります
村木建築工房の「板倉造り」の家は、天竜の山林保全や地域活性化に貢献する家です。
■地産地消につながる「板倉造り」の家
「板倉造り」には、天竜産の杉板や檜(ひのき)柱を使用しています。つまり、木材の“地産地消”を進め、天竜の山々の保全につながります。
■木を使うと、山林保全につながる
木を使うと、山林保全につながるのは、なぜでしょうか。
日本では戦後、多くの人工林(植林された森林)が育ち、木材として使える時期を迎えました。しかし、木材価格の下落等が影響し、コストをかけて木を切り出しても利益が見込めず、森林の手入れも十分に行われなくなってしまいました。
結果として、森林の保水機能など、さまざまな機能の低下が心配されるようになりました。
このような状況を克服するために、木を使うことが大切です。
木を使うことで森を育て、林業の再生を図ることが、急務となっています。
■国・浜松市は木材利用を促進
国も、状況を打開するため、公共建築物等木材利用促進法を施行。現状では木造率が低い公共建築物をターゲットに、国が率先して木材利用に取り組む姿勢を明確にしました。
市町村別で全国最大のFSC認証林(約44,400ha)を持つ浜松市が「公共部門における地域材利用促進に関する基本方針」を定め、学校や体育館への木材利用を促進しているのも、この流れです。
■住宅の木材利用増も期待
今後は、民間事業者や、住宅への波及により、木材全体の需要増も期待されるところです。
地元産の木材をふんだんに使う村木建築工房の「板倉造り」の家は、このような時代の流れを先取りしているとも言えます。
☆地産地消の家づくり
http://www.muraki-k.jp/index/concept.html
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