[“湿気”を防ぐ]梅雨のジメジメに強い家とは?①
いよいよ梅雨入りですね! 梅雨時になると体調を崩す人も多いようですが、実は住まいにとって最も厄介なもののひとつが「湿気」なのです。
「カビやダニ」の発生原因となり、家族の健康を脅かすだけでなく、建物の劣化も早めてしまうなど、各所に悪影響を及ぼします。
そこで、今回は梅雨のジメジメを退治して快適・健康に暮らせる家づくりの秘訣をご紹介します。家づくりの前にチェックしておいてくださいね。
①構造材や内装材に無垢材を用いる
無垢材は調湿性にすぐれているため、構造材や内装材に無垢材を用いると、湿気に強い住まいを実現できます。
では、なぜ無垢材は調湿性にすぐれているのでしょうか?
それは、無垢材の表面には無数の小さな孔(あな)が開いているからです。湿度の高い時期には、空中の水分を吸収してその孔に蓄え、湿度の低い時期には、孔に蓄えてあった湿気を放出して湿度を調整します。
なんと、無垢の柱は1本につきビール瓶約6本分の水分を吸放湿するといわれているから驚きです!
村木建築工房では、構造材はもちろんのこと、床や天井、腰壁といった内装に無垢材をふんだんに用い、しかも、押入れ等の収納スペースは床・壁・天井を全面杉板張りにしています。杉材は木材の中でも特に調湿性が高いので、大切な衣類や荷物を湿気やカビから守ることができます。さらに、「板倉造り」の場合は柱と柱の間に杉板をはめ込んで壁を造るので、いっそうすぐれた調湿効果を発揮します。
次回は湿度を調整する2つの方法を紹介します。
■実は近々、その快適さを実際に体感できるチャンスがあります!
6月29(土)・30(日)に浜松市東区小池町で、【無垢×珪藻土×24時間全熱交換型システムの家】の完成見学会を開催予定! 詳細は後日またご案内しますので、ぜひお楽しみに♪
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