築30年の民家を蘇らせた「リノベーションの家」
リノベーション

築30年の民家を蘇らせた「リノベーションの家」

工期 5ヶ月
延床面積 130.83㎡
家族構成 夫婦+子ども2人
間取り 4LDK
素材 床:無垢サクラ
天井:天然杉
構造・仕様 長期優良住宅

築30年以上のご実家を、息子さんご一家の暮らしに合わせてリノベーション(大規模な改修工事)。たとえば、親から子へと住まいを受け継ぐにあたって、耐震性や断熱性を高めるリフォームを行い、構造のみのスケルトン状態から現代の暮らしに合わせて間取りや設備、内装を大胆にリフォームすることで、新築と遜色のない家を実現できます。

思い出深い自宅の建具や意匠を生かしたデザイン。ほぼ新築の真新しい空間の中、どこか懐かしい気持ちになります。

白と黒を基調とした古民家調の外観は、新築同然の真新しい佇まい。家の中に直射日光が当たらないように軒を伸ばしたことで和の風情が漂う美しい住まいが実現しました。

室内も新しい暮らしに合わせて一新!まず、1階に主寝室を設け、ワンフロアで暮らせる機能的な間取りが実現しました。寝室には旧宅の梁をさりげなく意匠に生かしていますが、わかりますか??

続き間の2間の和室は、明るく広々とした27帖のLDKに。北側にあったキッチンを対面式にしたことで、調理をしながら室内全体や外の景色を見渡せます。使い勝手のいいダイニングのサイドカウンターやスタディカウンターが奥に見えますね!

水回りは北側に集約し、和室、主寝室、LDKと回遊できる動線を確保し、移動が格段に便利になりました!

さらに、玄関ホールに設けた納戸や、パントリー、リビング収納など、室内の随所に収納スペースをたっぷり設けてあります。

心が落ち着くイグサの香りが心地よい和室。天井の化粧梁が映えます。

建物は構造のみのスケルトンな状態にし、基礎の補強や筋交いを増やすなどして、耐震性を強化。建物にもともと備わっていた制震ダンパーもより効果的に再利用し、大地震が来ても安全・安心な家に。象徴的な存在の大黒柱がどっしりと構えます。

旧宅は冬に寒くて過ごしにくかったため、断熱リフォームを実施。当社の新築住宅における標準仕様と変わりない断熱性能を実現しました。また、南面の軒を伸ばして夏の直射日光を遮りつつ、斜めから射す冬の日光を家の中まで取り込むようにしたことで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる素晴らしい住まいになりました。

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