“古材を再利用”した古民家風の住まい
リノベーション

“古材を再利用”した古民家風の住まい

工期 7ヶ月
延床面積 138.29㎡
家族構成 夫婦+子ども1人
間取り 4LDK
素材 床:天然欅
壁:漆喰
天井:天然杉

“価値の高い古材を再利用”して、新築住宅を建てる…お施主様からのそんなご要望を受けて実現させた家があります。古材(築50年以上の旧家に使われたもの)の持つ風合いを活かしながら、最新の性能を持つ住まいを創るのには、経験と知識が必要となります。それはまさに、大工仕事に自信を持つ私たち村木建築工房の得意とするところです。

古き良き日本の家屋を思わせる堂々たる佇まい。漆喰塗りの外壁にデザインとしてはめ込まれた古い蔵戸や雨戸。重厚感に溢れた玄関の古い蔵戸や、柱石に使用した小民具の石臼(いしうす)も情緒を醸し出しています。

玄関に入ると、稀少なケヤキや竹などの古材を用いたレトロな空間が広がります。 床材はケヤキの古材をきれいに削って形を整え、現代の住宅用に蘇らせたものです。

そのほか、千本格子や組み子の障子、ステンドグラスなど、お施主様が収集した古建具や古民具が、どの空間にも活かされています。

稀少な古材で溢れた空間はもちろん、22本ものケヤキの大黒柱がそびえ立つ豪壮で頑強な骨組みや、村木建築工房の標準仕様である耐震等級3の長期優良住宅としての力強さ・快適さが備わった住まいに仕上がっています。

玄関を入ると中庭が見えるような設計になっています(中庭は施工前)。玄関先でも訪問客の目を楽しませる工夫は大切ですね。

昔の建具は現代のものよりもサイズが小さく、仕様が異なります。補強を加えたり、建具に合わせて規格外の敷居を製作したりと、見えない箇所まで細かい修繕や加工を施しています。

古材と新材、古建具と新材の色合いや雰囲気を合わせて一体感を出すこともデザイン上大切です。

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