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2026.05.18 建築現場日記

【古民家再生】空間を仕切る。図面が「形」になっていく高揚感

解体工事が終わり、すっかりスケルトン状態になっていた古民家。 いよいよ本格的な「木工事」がスタートしました。

これまでは「壊す」「取り除く」という引き算の作業が中心でしたが、ここからは新しい住まいを造り上げる足し算の工程です。

現場に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、等間隔に立てられた新しい柱や間仕切りの下地です。

これまでは図面の上で想像していただけの空間が、木材によって物理的に仕切られていきます。

壁ができる前の、木の香りが立ち込めるこの骨組みだけの状態は、再生工事の中でも特にダイナミックで、何度見ても胸が高鳴る瞬間です。

古民家再生の面白いところは、数十年、あるいは百年以上この家を支えてきた立派な梁や柱の間に、新しい木材を組み込んでいく作業です。

長年の年月を経て少しずつ変化した既存の構造体に合わせて、大工さんが一本一本、丁寧に合わせていく職人技。新旧の木材が手を取り合って、再び一つの「家」として呼吸を始めるような、そんな力強さを感じます。

間仕切りができることで、不思議と実際の生活動線がリアルに浮かび上がってきます。 「ここから光が入るんだな」「この窓からは庭の緑がこう見えるのか」

平面図では気づかなかった新しい発見があるのも、この時期ならではの楽しみです。

「図面」という設計図が、大工さんの手によって「形」へと変わっていく。 そのスピード感と高揚感に包まれながら、工事は着実に、次のステップへと進んでいます。

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