伝統工法「板倉造り」の平屋の家
工期 | 6ヶ月 |
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延床面積 | 77.84㎡ |
家族構成 | 夫婦 |
間取り | 1LDK |
素材 | 床:無垢サクラ 壁:珪藻土 天井:天然杉 |
構造・仕様 | 長期優良住宅 |
お施主様が、もともとの住まい(母屋)をお子様ご家族に譲って隣に建てた“終の棲家”はこだわりの“板倉造り”平屋です。板倉造りは、ヒノキの四寸柱に溝を掘り、柱と柱の間に厚さ3センチの杉板を落とし込んで壁をつくり、木造軸組工法とパネル工法の特性を併せ持っています。
外観は、外壁や屋根を母屋と同じ色にしてデザインを統一したことで、まるで1棟の大きな邸宅のような雰囲気に。外壁に使われているA L Cは、軽量で耐久・耐熱・耐火・遮音性に優れ、以前の家で採用してとても気に入ったとのことで今回も採用に至りました。
室内は、杉のふくよかな香りが家中に広がる心地よい空間。玄関やLDKは板倉造りならではの杉板張りの壁が温かみを感じさせます。
杉板張り以外のLDKの壁は珪藻土で仕上げてあり、杉の調湿性と珪藻土の調湿性の相乗効果で、梅雨の時期でもジメジメせず、体に優しい空間が実現しました。
室内には、適量・適所の収納を設けてあり、しまうものに合わせて細かく棚を仕切ったり、コンセントを設けたりしてあります。
キッチン奥のパントリーは、以前から使っている思い入れのある茶箪笥がぴったり収まるサイズに棚を設置しています。
もちろん、キッチンの収納もばっちり。モノが多くなってもしっかりと片付けができます。お子様家族が遊びにきても充分に対応できますね。
洗面台もコンパクトに使いやすく。
作り付けのカウンターと飾り棚。落とし込まれた杉板の表情とマッチした素敵な空間に仕上がっています。
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