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2026.09.07 建築現場日記

【古民家再生】庭と座敷をつなぐ「広縁」と、頭上に架かる力強い「曲がり梁」

古民家再生プロジェクトの現場より、今回は日本建築ならではの贅沢な中間領域、「広縁(ひろえん・縁側)」と「天井の曲がり梁」をご紹介します。

外部のサッシ工事と室内の木工事が進み、座敷の南側に伸びる長い広縁が美しい姿を現しました。

天井には木目の表情豊かな杉板が整然と張られ、ガラス戸越しには外の庭の景色が心地よく広がっています。

内と外をゆるやかにつなぐ「広縁」の役割

広縁(縁側)は、単なる通路ではありません。室内と屋外の庭をつなぐクッションのような役割を果たしています。

  • 温度を調整するバッファーゾーン: 夏は高い位置からの直射日光を遮って座敷に心地よい日陰をつくり、冬は低く差し込む日差しをたっぷり取り込んで部屋を温める、天然の温度調節スペースです。
  • 庭を愛でるくつろぎの特等席: 障子を開け放てば、広縁に腰をかけて庭の木々や風情をのんびり楽しめる、暮らしに余白と癒しをもたらす空間になります。

    見上げた瞬間に圧倒される「力強い曲がり梁」

    広縁から座敷に入り見上げると、頭上には自然な木の曲がりをそのまま活かした「太い曲がり梁(マツの古材)」がダイナミックに架け渡されています。

    • 自然の曲がりを活かした構造強度: 木が本来持つ曲がりや太さをそのまま梁として使うことで、上からの荷重をしなやかに支える強靭な骨組みを形成しています。
    • 新旧の調和と大工の現物合わせ: 90年以上の歴史を刻んだ黒光りする古材と、新しく補強された材や漆喰壁が美しく調和。まっすぐではない古材をミリ単位で刻み、柱に隙間なく噛み合わせる大工の手仕事が最も際立つ見せ場です。


    完成見学会の開催が決定しました!

    今回ご紹介しているお住まいの完成を記念して、完成現場見学会を開催いたします!

    • 日程: 9月19日(土)・20日(日)
    • 時間: AM 10:00〜PM 4:00(雨天決行)
    • 場所: 浜松市中央区豊西町

    受け継がれた古材や建具の風合い、そして職人の手仕事が織りなす空間美を、ぜひ実際の現場でご体感ください。

    見学会の詳しい見どころやご予約方法については、下記のイベント案内ページにてご紹介しています。

    9/19(土)・20(日) 完成見学会の詳細・ご予約はこちら

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