板倉造りの快適でコンパクトな平屋

村木建築工房では、国の定めた断熱性能の基準を超える性能値の住まいをご提供しています。それはもちろん、日本古来の「板倉の家」についても同様です。特に寒さは人の健康に悪影響を及ぼすため、家づくりの際にも寒さ対策は徹底する必要があります。伝統工法の板倉造りの家は耐震性や調湿性、防音性にも優れていますが、断熱性にも優れていて年中快適。
伝統的な工法と現代のハイスペックな技術をかけ合わせた村木建築工房の「板倉の家」で、心地よい暮らしを実現してください。

延床面積	72.87㎡
家族構成	夫婦
素材	床：無垢サクラ、無垢ナラ
構造・仕様	長期優良住宅

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ご紹介するお住まいは、村木建築工房の「板倉の家」。もちろん、当社の標準仕様である「認定長期優良住宅」です。
のどかな風景が広がる郊外に建てたご新居は延床約21坪。ご家族2人で住まうコンパクトな平屋の家です。お施主様は庭にもこだわりがある方なので、外観は庭の風景が引き立つように飽きの来ないシンプルなデザインとなっています。

板倉造りは、柱に溝を掘り、柱と柱の間に杉板をはめこんで家を組み立てていく工法です。日本に古くから伝わる伝統工法で、日本の高温多湿な気候や風土に適しています。木はコンクリートなどに比べて、熱が伝わりにくいという特性があります。そのため、外気の影響が家の中に伝わりにくいので、冬でも夏でもエアコンによる冷気・暖気を逃がすことなく、快適に過ごせます。しかも、壁に使う杉板の厚さは約3cmもあるため、断熱効果も抜群です。

建物の中央にLDKを配置し、2つの個室をLDKの東側と南側に離して設け、プライバシーを確保。LDKの北側に水回りを集約することで家事動線を短縮しました。

また、ペットの猫ちゃんに配慮し、LDKの床には硬くて傷のつきにくいサクラ材、各個室には耐久性や耐水性に優れたナラ材を使用。ダイニングテーブルは、樹齢150年もの杉の耳付きの無垢板でつくりました。自然の素材を生かした空間は、使うほどに味わいと愛着が増します。

さらに、各所に設けた造作家具も見どころの1つ。お客様の使い勝手やご要望に応じて、細部の寸法やつくりまでオリジナリティを追求しました。
リビングの壁一面に設けた収納スペースには、掃除機や生活用品がたっぷり入ります。内部はしまうものに合わせて設計されています。しかも可動棚付きなので、しまうもののサイズに合わせて高さを変えられます。これだけ収納スペースがたっぷりあると、リビングを常にスッキリと美しく保てそうですね！

キッチンの腰壁部分に設けた収納カウンターは、「見せる収納」と「隠す収納」を兼ね備えています。お気に入りの食器を季節ごとに変えて飾ったり、お気に入りの雑貨を並べたり、インテリアも楽しめます。

ダイニングの背面にはお仏壇を置くカウンターを設けました。室内の雰囲気とも違和感がなく、家族が集まる場所で、大切なご遺族といつも一緒にいられます。カウンターは幅が広いので、思い出の写真やお花を飾ることができ、下は収納として使えます。

個室にある猫ちゃんのステップ付きのオリジナル家具は造作ならでは。猫ちゃんはいつも飼い主さんのそばにいたいもの。仕事や読書をする傍らに居場所を設けてあげると安心してくつろげます。ライフスタイルに合わせた造作家具のおかげで、暮らしが楽しくなりますね。

個室は、自分時間をゆったり過ごせるプライベート空間。必要な分だけしっかりおさまるクローゼットを設置しました。

延床約21坪というコンパクトな空間を有効に利用して、無駄な動きが必要ないスムーズな動線と、ちょうどいい広さの寛ぎ空間、そして適量適所の収納スペースを確保。空間に凹凸をなるべく設けないように設計されているので、室内がいっそう広々として開放的です。
板倉造りを象徴するスギ板張りの壁や、室内に漂うふくよかな杉の香りに包まれて、日常生活を快適に過ごすことができるのが、村木建築工房の「板倉造りの家」です。

土地の個性を最大限に活かした家

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天竜杉の丸太柱のある平屋

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