自然素材の小屋裏つき板倉造りの家

ここ数年、平屋の人気が続いていますが、最近は特に平屋に小屋裏をプラスした家づくりが注目を集めています。平屋＋小屋裏の家には、平屋としての長所に小屋裏としてのメリットが加わり、いっそう平屋暮らしを満喫できます。
また、「平屋は土地が広くないと建てるのが難しい」といわれますが、最近では、限られた敷地を上手に有効利用して、コンパクトな平屋を建てるケースが増えています。そして、建坪がコンパクトになった分、収納などのスペースを確保するため、小屋裏をセットで設けるパターンが多いのです。
今回は、平屋と小屋裏の使い勝手や住み心地を詳しくご紹介します。

延床面積	87.78㎡
素材	床；無垢杉
構造・仕様	長期優良住宅

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今回のお住まいは、村木建築工房の「板倉の家」　建物は、当社の標準仕様である「認定長期優良住宅」。しかも、当社自慢の板倉造りの平屋建てです。
片流れの大屋根の外観は、シルバーのガルバリウム鋼板の外壁でスタイリッシュに仕上げました。シンプルなデザインに格子をあしらい、和モダンテイストに演出。格子によって道路側の視線を遮ることもでき、プライバシーも確保しました。

室内は板倉造りならではの杉板張りの壁をアクセントに用い、木の香りに満ちたすがすがしい空間に心が癒されます。床には圧熱加工を施した上質な杉の無垢材を採用。LDK の勾配天井も杉板張り。杉が調湿性を発揮し、夏でも室内がジメジメせず、床もサラサラの足触りです。

LDK には対面キッチンの正面に小上がりとカウンターを設けてあり、板倉造りの杉の壁と和の空間がマッチして極上の寛ぎ感。小上がりに座って、格子の窓ごしに外の風景も眺められます。何と言っても、村木建築工房ならではの上質な杉を用いた板倉造りの空間は、他ではご覧いただけません。

また、水回りに至る動線上に設けたクローゼットや、固定階段付きの小屋裏スペース、小上がりの下の収納など、コンパクトな間取りでありながら収納を適所に十分設けました。

村木建築工房ならではの「板倉造り」は、正倉院や伊勢神宮などに代表される日本の木造建築の原点ともいえる工法です。通常の木造住宅よりも３倍もの量の木を使用し、断熱性や耐震性、調湿性、防音性に優れているなど、さまざまなメリットがあります。また、当社では高性能な断熱材や LOW-E ペアガラスを用い、高気密・高断熱を実現。板倉造りに現代のテクノロジーを取り入れることで、年中快適な室温を保ちます。
板倉造りの杉板張りの壁と畳がベストマッチな小上がり空間が家族の団欒をいっそう豊かなものにしてくれそうですね。

玄関収納やリビング収納、カウンターなど、造作の家具にも上質な無垢材を使用しています。玄関を入ると感じる爽やかな木の香りが、ハイグレードな空間を演出してくれます。

小屋裏への動線はハシゴではなく固定階段で。上下の移動が少ないバリアフリーの空間で、年を重ねても安全に暮らせるのが嬉しいですね。

小屋裏収納は全部で 18.7 畳あり、2 部屋に分けてあるので、使い分けが可能です。広々としたスペースは、子どもの隠れ家や秘密基地的な遊びのスペースとして利用したり、ご主人の書斎や趣味のスペースとして利用したりと家族構成の変化によって多目的に利用できるのが魅力です。

もちろん収納スペースとしてのポテンシャルも最大限に生かしています。長いハンガーパイプを通せば、家族の衣類がたっぷり収まります。小屋裏も無垢の木材を使用することで、衣類を湿気から守ってくれるという嬉しい効果も。

ワンフロアなので、生活動線がシンプルな平屋の住まい。家事効率のいい間取りを実現し、常に家族の気配を感じとることができるのがメリットです。室内の空気が循環しやすいので冷暖房の効率がよく、省エネ効果も高いという利点も。さらに、長期優良住宅で平屋の住まいは、メンテナンス性にもすぐれ、修繕費用が安く済むなど嬉しいことばかり。コンパクトながらも機能的な板倉造りの平屋の住まい。将来にわたってご家族の安心な暮らしを提供します。

子供と共に育つ無垢の家

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ゆとりある平屋＋小屋裏の木の家

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